あなたは、いつも同じストラップを使い回していませんか?
ボディーやレンズは撮るものやシチュエーションによって変えるのに、ストラップはいつも同じでは、カメラに失礼というものです。
中古カメラファンの中には、昔のカメラに純正で用意されていた本革製のカメラケースやストラップを熱心に集めている方もいますし、様々なメーカーから発売されている革や布のストラップをボディーに合わせて付け替えて楽しんでいる人もいます。
また最近はやりの女性向けカメラ雑誌などでは、「オリジナルストラップの作り方」などという相当マニアックな記事が出ていたりもします。
店頭には実に様々な素材やデザインのものが並んでいますが、大きく分けるとだいたい二つです。
まず一つ目は機能を重視したもの。少しでもカメラの重量を感じないように工夫したものや、付け外しが簡単なもの、丈夫でむれないものなどです。こういった部類のストラップは、最新のデジタルカメラで撮影に出かけるときにぴったりです。いわゆる本気で撮りに行くときです。
そしてもう一つは、本革や布製のデザイン優先のものです。様々なメーカーから様々なデザインや色の商品が出回っています。革の色も以前は黒や茶しかありませんでしたが、最近は赤やブルー、グリーンなどファッション性の高いものもかなり見かけます。それとセットで速写ケースまで用意されているものも多く、カメラを持ち歩くということを楽しめるようになってきました。特に若い女性はそういうことに敏感ですから、20代の女性が革のストラップに古い一眼レフなどというのもよく見かけます。
私の場合は、機能優先の場合黒のクッション性の高いもの、見かけ優先の場合茶の本革製のものというように使い分けています。撮る気満々で行くときは一日中カメラをぶら下げていますし、レンズや機材も多く持っていますのでやはり機能性を考えますが、ぶらぶらと街を歩きながらスナップを撮って歩くときは、やはりその日の服装やカメラのデザインに合わす方がしっくり来ます。
多少なりともファッションの仕事に携わるものとして気をつけているのは、革製品のカラーを合わすということ。基本中の基本ですが、なかなかこれを実現している人は少ないです。靴や鞄が黒いときはパンツのベルトや時計のバンド、カメラのストラップなど身につけるものは黒に、茶色の時は茶色に統一するべきです。そうでないとせっかくいいものを持っていてもどこかアンバランスに見えます。
ただこのときに困るのは、革製品が茶色の時。ご存じのようにカメラのグッタベルカはほとんどの場合黒。ここだけが浮いてしまうのです。ですから私はこういう時のために茶色の速写ケースを用意しています。ただそれも、ライカのレンジファインダーの時はいいのですが、ニコンのFやキャノンのF-1の時にはそんなものはありません。
ですからどうしても黒い革の登場する機会が多くなってしまうのですが、ふだん革製品は茶色の多い私としては、なかなかつらいところです。
そんな理由でスナップ中心の時はレンジファインダーなど茶色のコーディネイトができるフイルムカメラ、本気撮りの時は黒にあうデジタルカメラというふうに私の中で棲み分けができています。ただ、密かにグッタベルカを茶色に張り替えるという荒技も思案中ですが、これにもなかなか時間がかかりそうです。










